サッカーを通じて、笑顔と平和を願います。
サッカーを通じて、笑顔と平和を願います。
ガッツ・井山がお届けするヨーロッパサッカーの魅力発信シリーズ!
はい、というわけで今回のスタッフブログを担当させて頂きますのは、ガッツこと井山です。
今回は番外編です。残念ながら魅力発信ではなく、悲しいニュースとなってしまいますが・・。
今月開幕したEURO2016(UEFA欧州選手権2016年大会)であった出来事を通じてのメッセージをお届けいたします。
EURO2016については以前のブログでもご紹介させて頂いておりますので、そちらをご覧ください。
↓↓↓
EURO2016がいよいよ開幕します!
EURO2016で悲劇が起きてしまいました・・。
去る6月11日、イングランドとロシアの試合で悲劇が起きました。
その悲劇とは・・サポーター同士が衝突し、多くの怪我人が出る事態。
イングランド代表とロシア代表は11日に行われたユーロ2016・グループステージ第1節で対戦。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、試合開催地のマルセイユで、試合前から地元住民やロシア人、イングランド人の間で乱闘が勃発していた。
警察が出動し催涙ガスや放水銃を使用して鎮圧する事態となり、2名のイングランド人サポーターが重体で、その他11人が軽傷を負っていると報じられている。
また1-1の引き分けで試合が終了した後、スタジアム内でも両国のサポーターたちが衝突。あるイングランド人サポーターが心停止に陥り、蘇生を受けて病院へ搬送されたという。
出典:SOCCER KING(イングランドとロシアに警告…次の暴動でユーロ失格処分)
まず、この怪我をされた方々の一刻も早い回復を心から願います。
私は「サッカーは人々を笑顔にし、平和を呼びかけるスポーツ」であり、そうあって欲しいと願っていました。
今回の事件はそれとは真逆の出来事で、悲しみと憤りを隠せません。
クロアチアとドイツの試合でも・・・
同様に、去る6月17日に行われたクロアチアとチェコの試合でも事件が起きました。
一部のクロアチアサポーターがグラウンドに発煙筒を投げ込み、一時試合を中断する騒ぎになりました。
また、スタンドから投げ込まれた物体が事態の収拾に努めていたスタッフに当たったことも確認されています。
グラウンドに投げ込まれた発煙筒
さらに、6月12日にはリールでドイツとウクライナが対戦しましたが、そこで約40名のドイツ代表サポーターが、椅子やテーブルを投げて暴れ、ドイツメディアのレポーターが怪我をしています。
軽すぎる処分
今回の騒動をうけて、フランス政府が同大会の試合会場周辺でのアルコール飲料の販売を禁止するよう、各都市に促しています。
そしてサッカー協会も、処分を発表しました。
イングランド、ロシア両国には「このような暴力的な騒動が再び起こった場合、それぞれの代表チームの大会失格を含む、さらなる処分を下すことにもためらいはない」との警告を行いましたが、現時点での処分は警告のみです。
クロアチアやドイツにも今後処分が発表される予定です。
私は、人が大怪我を負っている現状を考えれば、イングランドやロシアには今大会の即失格処分を行うべきだと思います。
繰り返しますが、「サッカーは人々を笑顔にし、平和を呼びかけるスポーツ」であることを心から願います。
参考:UEFA.COM(UEFA理事会がマルセイユの暴力騒動について発言)

KOFU-FIELD STAFF

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