2016月5月29日 サガン鳥栖観戦レポート
サガン鳥栖・観戦レポートをお届けします。
はい、我々はサッカー観戦も仕事ですからね。
サッカーの魅力を伝える、サッカー文化を広げる、そしてサッカーをキーワードとしたコミュニティを形成する、それが結果的に仕事にも繋がることですから。
いや、仕事に繋がらなくてもスポーツ文化を広めていくのは、そもそも我々のミッションなんです。
はい、という事で今回もしっかりと情報発信をさせて頂きます。
今回の観戦レポート担当者は・・「ガッツ」です。
自称・ヨーロッパサッカーばか、そして少年サッカー指導員でもあるので、これまでの観戦記とは違う視点もあるかも・・ですね。
あっ、ブログのアップが遅れたのは編集長・マグロちゃんの業務が多忙だから・・ってことはナイショだけどね(苦笑)
では、ガッツのサッカー観戦記をどうぞ!
1stステージ第14節、浦和レッズ戦!
2016年5月29日(日)。
J1リーグ 1st 第14節 16時KO。
今日の観客数は13,380人でした。
そして、今回の対戦相手は浦和レッズです!
浦和レッズサポーター
アウェーの地にも関わらず、これだけバックスタンド1階を埋め尽くす浦和サポーターは、さすが「日本一アツいサポーター」と言われるだけのことはありますよね。
各上相手でも「サガン鳥栖には絶対勝利が必要!」という試合位置付け
さて、今回の見どころは・・
J1リーグで13節終了時点では首位に勝ち点差僅か2で3位につける浦和レッズですが、アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)の日程の関係で2試合消化が少なく、現在最も優勝に近いチームだと思っています。
対する我らがサガン鳥栖は、13節終了時点で16位、降格圏内に低迷しているサガン鳥栖は、何とまだホームゲームでの勝利がありません。
3位のチームと16位のチームの対決ということもあり、サガン鳥栖は「残留争い」という観点から「引き分けでも・・」という声も一部からはありますが、ここは何が何でも絶対に勝ちを目指す!という意気込みは選手・サポーターの思いが一致するところです。
しかも優勝に最も近い浦和レッズと言われても、その浦和レッズは先日のACLで韓国のFCソウルと延長戦にまでもつれ込む死闘を演じています。しかも残念ながら敗退。その死闘を演じた試合から中3日での今日のサガン鳥栖戦となっています。
敗退ショックと疲労を抱えた浦和レッズ相手に、サガン鳥栖は何が何でも勝利が必要なんです。
試合前のサガン鳥栖のメンバー
試合は見ごたえのある激しい攻防!
16時、ついにキックオフです!
何が何でもホームで勝利が必要なサガン鳥栖に対し、浦和レッズもACLの敗戦を引きずらないために勝利が必要なんです。そんな浦和レッズは、前線に5人が並ぶ「5トップ」のような布陣で挑みます。
近年のサッカーでは「2トップ」や「3トップ」が主流で、まさに攻撃的サッカーなんですね。これでサガン鳥栖のゴールを狙います。
それに対し、サガン鳥栖は「5バック」を採用し、浦和レッズの攻撃に堅い守備で応戦します。
前線に5人の浦和レッズ
水色サガン鳥栖(左)白色浦和レッズ(右)
試合は浦和レッズが押し込む展開になりましたが、カウンターでサガン鳥栖もチャンスを狙います。
お互い決定的チャンスを作るもののゴールネットを揺らすことは出来ません。後半途中まで「0‐0」のスコアレスの状況が続き、そして浦和レッズの選手に立て続けにイエローカードが出るなど、激しい試合展開が続きます。
サポーターの応援も最高潮に達し、どっちが勝ってもおかしくない緊迫した雰囲気がスタジアムを包みます。
ところが、何が何でも勝利を信じるサポーターとは裏腹に・・・
どちらか1点を入れたチームがこの試合に勝利する、そんな時間帯でもある後半残り10分を切った時に、そのショッキングな出来事が起こりました。
それは・・
サガン鳥栖のゴールキーパー林選手がゴールキックを蹴る際にゆっくりとボールをセットしていたんです。
もし勝利を目指すのであれば、急いで試合をリスタートさせなければなりません。
その次のゴールキックでは浦和レッズの選手が急いでボールを拾いに行きセットする場面も・・・。
引き分け狙いにも見えたこのプレー。
さすがにこのプレーで浦和レッズのサポーターから激しいブーイングが飛びます。
ところが、終了間際にはなんとサガン鳥栖サポーターからも「引き分けでいいのかー!!はやくしろー!!!」とヤジが飛びます。
試合は結局そのままスコアレスの「0‐0」で終了し、先程の緊迫した雰囲気とは一転、暗いムードが会場を包み込んだように感じました。
私自身、サガン鳥栖の勝利を信じていただけに、それは悲しい結末でした。
サガン鳥栖サポーター
試合を振り返ってのマッシモ・フィッカデンティ監督のコメントです。
戦いきった試合だと思います。戦術的に選手たちは凄く頭を使いながらプレーするという状況でした。グラウンドの各ゾーンにおいて、どの位置にボールがあれば、どのシステムにするかというように、試合の中ですごく頻繁に変えることを選手たちに求めたのですが、それを上手く理解してグラウンドで表現してくれたので、ナイスゲームだったと思う。
(浦和レッズは)選手のクオリティーは言うまでもないですし、いいサッカーをしますし、いま日本でもトップレベルのチームだと思います。残念ながら負けてしまったACLの試合の後、リーグにしっかり照準を合わせて勝つという気持ちを込めてやってくるので、難しい試合になるというのは分かっていたのですが、(サガン鳥栖の)選手たちが本当によく戦ってくれたと思います。
(マッシモ・フィッカデンティ監督)
確かに優勝候補の浦和レッズに対して、試合内容としてはかなり良くて見ごたえのある試合だったと思います。
でも、勝利も十分狙えたように思うので、引き分けではやはり満足できません。
何が何でも絶対に勝ちを目指す!という意気込みは選手・サポーターの思いが一致するところなので、それをプレーで、そして結果として出して欲しいと願います。
KOFU-FIELD STAFF
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