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行動を促すためにはデータ分析に基づく正しい根拠も必要です。

公開日: : 驚きの世界, 価値判断基準, 政治

今朝はこんな一枚から。

出張先での一枚

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今日も【情熱と挑戦】マグロちゃんのブログへWelcome!

そして、たまたまブログにお立ち寄り頂いた皆さまも・・もちろん、ご縁に感謝ですよ。

Thank you so much!

とあるホテルでエレベーター待ちをしている時の一枚です。でもね、このエレベーターは待ち時間が長すぎますね、苦笑。ほんと、思わずインカメしましたよ。

では今回のお話しです。

行動を促すためにはデータ分析に基づく正しい根拠も必要です。

「データなきもの発言権あらず!」とは、何事においても基本ですね。

高校時代の同級生に下忠勝己君という人物がいて、数年前にSNSを通じて交流が再開できているんです。このあたりがSNSの素晴らしいところですね。笑

そんな彼が、先日私のブログ記事をシェアしたFacebookにコメントを寄せてくれました。(よく絡んできますけどね、笑)

「政府も和歌山みたいなエビデンス出すべき。これがないから行動自粛しない。和歌山は感染出てるけど爆増してない。これがリーダーの仕事」

彼のコメントと一緒に貼り付けてあったリンク先のページを読ませてもらいましたけど、確かに腑に落ちるところも多かったので、ここでダイジェストとして紹介させてもらいます。(リンク先を貼り付けると後々ページが消えてしまうこともあるので・・でも長文ですが、苦笑)

これは物事を捉える視点として、ビジネスでも役に立つと思うんですよ。そういう視点を持って読んでもらえるといいかも知れません。

令和3年8月18日 仁坂吉伸和歌山県知事のメッセージ

(前略)
そこで、細かいことをさらにいろいろ申し上げますが、世間一般には、データ、証拠も示さないで、とにかく人流の抑制だ、飲食店と集客施設と観光はやめさせよと決めつけるというのが、流行っている感じがしますが、我々和歌山県ではもうちょっと科学的にやりたいので、データに基づき本当の急所を押さえていきたいと思います。

下記の資料を見ていただくと、現在感染状況がどのようになっているかということですが(保健医療行政はきっちりしていますのでそれがよくわかります)、8月1日から15日までのデータを取りますと、一番うつっている経路は何かというと、やっぱり家族です。デルタ株は大変感染力が強いので、1人が感染すると家族にうつる可能性は大変高いので厄介です。これは、もともと家族の中に引っ張り込まないということが大事なので、もちろん家族同士で分けて生活するなんて無理ですから、どうやって引っ張り込んだかというところが大事になってくると思います。

そうすると、県外、職場・学校、友人・知人、飲食店などいろいろあるわけですが、一番大事になってくるのは県外です。それと、職場・学校、友人・知人というところが大事になってくるということになります。

この県外というのは何かということですが、県外ナンバーの車がいっぱいあって、観光客が遊びに来るのはけしからん、県民にうつすじゃないかとかいう議論があるのですが、大きな塊で見ると、どこで一番感染しているかというと、最近で言うと、実は和歌山への帰省客からうつったというのが一番多いのです。それから、他府県に行って帰ってくるという形の帰省もあります。

それから、実は、通勤、通学、仕事、こういう非常に真面目な、もうやめるわけにいかないようなことからも、結構うつっているわけです。

さらに、飲食、買物がありますが、県外への旅行がそれに続いています。それから、実は、県内への観光については、観光客からうつったケースというのは意外と少なく、3%しかないということです。

そんなことが判っているので、それに合った効果的な対策を考えないといけません。一般的な不要不急の外出の自粛とともに細かい注意とお願いも改めて申し上げます。

第1に、全国的に緊急事態宣言の対象が広がり、まん延防止等重点措置の対象区域が広がるという政府決定がなされましたが、そういう地域へ、不要不急の外出、あるいは不要不急の往来を控えていただくということと、やむを得ず、そこへ行くということであったとしても、会食や接待を伴った飲食は、そこではやめてもらいたいということです。もちろん、出張とか、仕事とか、どうしても用事があるとか、そういうことまで行ってはいけないとは言えないわけですし、それぞれ事情もあります。それでも、不要不急だったらやめてもらいたいし、そうでなければ、やむを得ず行ってしまった場合でも、危ないので会食や接待はやめましょうというのが、第一の注意です。これは前と一緒ですが、対象区域が変わりました。

第2に、これも前と一緒ですが、とりわけ言っておきたいのは、実は帰省を原因としてうつったというのが一番多いわけですから、できるだけ控えて欲しいと思います。お盆を過ぎたので、ひょっとしたらピークは過ぎているかもしれませんが、ピークを外し、そのあと帰って来ますというのが結構あると思います。それを、この夏はできるだけ控えてもらいたい。

それから、すでに帰ってきて和歌山にいる人も、家族以外との会食は控えてもらいたいと思います。帰省で一番うつっているケースは、帰省で帰ってきたので、家族も含めて、この際、いろいろ飲んだり食べたりして遊ぼうかというようなケースでうつるのが、一番多い。従って、それはぜひ控えてもらいたい。

第3に、通勤・通学でうつっているケースが多いのですが、通勤・通学を止めろとはなかなか言えませんので、県外への通勤・通学は直行直帰してもらいたい。特に、お弁当を食べる時なども注意して欲しいと思います。物を食べないわけにいきませんが、できるだけ、自分ひとりでお願いします。あまり長い時間いろんな人と談笑したりすると、後で、そこで一人うつっていることが分かったら、感染力が高いから、必ずとまでは言わないけれど、かなりの確率でうつっています。従って、会食は控えてもらいたいということです。

また、在宅勤務(テレワーク)の積極的な活用です。これも前から言っていますが、さらにできるだけやって欲しい。従業員の方からも申し出て欲しいし、経営者の方もやって欲しいと思います。県外、特に大阪との関係が強いので、そういうことをお願いしたいと思います。大阪府も、テレワークを積極的に活用するようにと言ってるものですから、ぜひ、大阪も言っていることを念頭に、職場でも、そういうことを自己主張して欲しいと思います。場合によっては、我々も助勢いたします。

第4に、飲食・カラオケは慎重にというのと、遅くまで集団で会食・宿泊をしない。これは随分前から言っている話ですが、飲食でうつっているケースも結構ありますから、慎重にお願いしたいということです。大勢で食事をして大クラスターになった例もあります。特に、帰省などで若い人達が帰ってきて、元気ですから、友達の家へみんな集まって、朝まで騒ごうとか、カラオケに長時間ぶっ通しでいこうとか、そういうことをして、みんなうつってしまいましたというのが結構あるので、そういう意味では慎重にお願いをしたい。飲食をするなとか、カラオケは全部駄目と言ってるつもりはありませんが、いろいろ感染リスクを考えて、慎重にやってもらいたいということです。

第5に、最近、子供にもうつっています。いろいろ調べると、二通りケースがあります。子供同士でうつしあいしたケースと、家庭で子供がうつって学校にやってきたケースがあります。前者の方は、スポーツ合宿や練習試合などがありましたが、よく調べたら、そんなに多くない。そういう意味では、リスクはあるけれど、全面的に禁止をするのは、県外では和歌山県以上に感染がひどいので、県外の学校との練習試合にしようと思います。県内の学校との練習試合は、禁止とまでは言わないけれど、本当に今しなければいけないかを指導者の方もよく考えて、慎重にやってもらいたいということです。

それから、家族にうつされて、それが学校のクラブ活動なんかに入ってしまって、仲間にもうつるというのがあります。従って、家族も症状はないし、本人も症状はまだ判らない場合は防ぎようがないのですが、家族に症状がある、あるいは家族が今保健所に調べてもらっているようなケースは、本人に症状がなくても、ちょっと自粛をして、部活動は、「今日は家族で感染の疑いが出たので止めておきます」と、勇気を持って言ってもらいたい。それは、指導者の方も奨励をして欲しいということです。そこで、陰性が全部証明されて大丈夫になったら、また参加してもらったらいいということです。学校関係はこんな形にしたいと思います。

第6に観光ですが、県外へ観光に行ってうつったというのは、結構あります。従って、県外への観光は、ぜひ自粛をして欲しい。特に、感染が拡大している地域は、特に危ないということです。
そもそも県外からの観光客はそれぞれの出発地の県で県外に行かないようにという指導があるのにという思いがありますが、現実にはそう感染が発見されていないので、そこばかり目の敵にということはなかなか難しいと思います。ましてや県民の県内への観光もですが、今や不要不急の外出の自粛を一般的にかけざるを得なくなっていますので、それを前提によくお考え下さい。加えて、今、我々は、県内観光についてはアクセルを踏んでいます。
すなわち、「リフレッシュプラン2nd」が、今利用できます。すでに述べたように、観光でうつっている感じはそんなにしないのですが、アクセルを踏むのはどうかと思いますので、新しい予約は、ちょっと控えていただきたい。それは、観光業者にもそんなふうに申し上げようと思っていますし、消費者の方も、新しい予約は少し控えてもらいたい。感染が無くなったら、また使ってもらったらいいです。
それから、現在すでに予約をしているケース、あるいは一般的にどうしようかと思っている場合も、できる限り延期をしてもらったらいいと思います。ただ、もう予約していて違約金を払わなければいけないケースや、どうしてもという場合は、止め立てしにくいのですが、できるだけ延期をするように努力して欲しいというのが、我々のお願いです。

次に、いつも言っていることですが、症状が出れば、通勤・通学を控えて、直ちにクリニックへ行ってもらいたい。クリニックあるいは病院も、まず新型コロナを疑って検査をしてもらいたい。これは、もうずっと言い続けていることで、だんだん、これを守ってくれないという人は減ってきましたが、まだいます。体調が悪かったら、なんのこれしきというのは、今は本当にお止めになった方がいい。症状は、高熱ばっかりとは限らず、いろんな出方をしますから、とにかくすぐにクリニックへ行って、調べてもらいたいと思います。

加えて、家族に発熱があったら、あるいは家族に何かの症状が出たら、出勤を控えてもらいたいと思います。

それから、国の対処方針が、今回変わります。和歌山県では、保健所の機能が抜群によろしいので、多分、必要ないのではないかと思いますが、別に反対することもないから言っておきます。クリニックは、これはおかしいと思ったら、保健所の判断を待たずに、陽性者の同居家族などへの検査を促進してもらったらよろしいということです。後で手続きをきちんとして、検査費用は公費負担に全部できますから、クリニックが走り始めても結構です。ただし、和歌山県では、保健所の機能がきちんとしてますから、後で必ずご連絡いただくことは、ぜひ必要だということです。

最後に、ワクチンです。どうも、今回の感染を収束させるには、若い世代も含めて、ワクチンをどんどん打って、あまり感染しないようにしないと、どうしようもないと思います。そういう意味では、感染がだんだん恐ろしくなってきているので、お年寄りは、かなり打ち終わったと思いますが、若い人も、ぜひワクチンを早く打ってくださいということです。早く打ってくださいと言っても、予約をしないと早く打てない。打とうかなと思った時に予約すると、そこからまた大分時間がかかる。特に最近、ワクチンがやや不足気味になっています。和歌山県でも、国がちょっとしかくれないので、だんだんと予約が容易ではなくなっています。でも、まだ余地はありますから、早く予約しておいた方が絶対得だと思いますので、早く予約してくださいと申し上げたい。決め手はこれしかないと思います。ワクチンの効果は明らかにあります。大いにうつりにくいし、重症化する人はもっと稀です。

ワクチンは副反応で熱が出る人もいるといったリスクはあるかもしれませんが、打たなかったときに実際にコロナにかかって苦しんだり、後遺症に悩んだりするリスクと比較すれば、打ったほうが断然得です。また、打たないで人にうつすかもしれないし、そうなった時の行政や病院の苦労にも配慮する気持ちも持ってほしいと思います。

またこれに関し、我々は飲食店などを常に観察に行っていますが、そこで若干見受けられるのは、お年寄りが、私はもうワクチンを打ったから無敵だと言って、マスクをかなぐり捨てて、ガンガン歌ったりしているというのが、一部あります。しかし、実は、ある確率でもって感染はしますし、人にもうつすということですから、ワクチン接種後も、引き続き、マスク着用、手洗い、そういう感染対策はぜひ励行をして欲しいということです。

ほんと、データで現状把握をしっかりと行い、それに対して具体的な行動を提示する、これは大事なことですね。

「データなきもの発言権あらず!」って、遠い昔のQCサークル活動を思いだしましたよ、苦笑。

今日のブログからの教訓

「データなきもの発言権あらず!」とは、何事においても基本ですね。
(マグロちゃん語録)

今朝はそんなメッセージをお届けしました。

冒頭の写真の続き。不思議な回数表示は撮影タイミングの問題だとしても、やっぱりね、もっとデータに基づいた制御をしないと、利用者のストレスが溜まるだけですからね。

データ分析ってホント大事ですよ。

ではでは。

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マグロちゃん

マグロちゃん

代表取締役・CEOコウフ・フィールド株式会社
「スポーツの魅力は世界共通!スポーツが日本を、そして世界を元気にする!」 1964年鹿児島生まれ。大手自動車部品メーカー、経営コンサルタント会社を経て、現在はスタジアム等のグラウンドの設計・施工・維持管理を手掛けるコウフ・フィールドのオーナー経営者。スポーツをこよなく愛し、新感覚のサッカー「ジョーキーボール」の国内普及にも奔走する。2021年7月から一年間限定でプロレス・エンターテインメント「FMWE」の代表取締役も務める。プレイする楽しさ、観戦する楽しさ、そして多くの人たちに感動を与えるスポーツエンターテインメントを通じて、人と人との「繋がり」を実感してもらうことを人生ミッションとして掲げる。ニックネームはマグロちゃん。

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