ブランド戦略におけるシンプルさの意義とは?
公開日:
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最終更新日:2025/08/01
マーケティング
今朝はこんな一枚から。
真夏日!
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冒頭の写真は徒歩で東京支店に向かっている一枚です。バス停から徒歩15分。うん、早朝という時間帯に救われたけど、それでも暑かったですね。苦笑
では今回のお話しです。
ブランド戦略におけるシンプルさの意義とは?
シンプルであることこそが、メッセージを強くする。
創業当時のAppleのロゴをご存知でしょうか?
実は、現在の洗練されたロゴとはまったく異なる、非常に複雑なデザインでした。
リンゴの木の下に座るニュートンを描いた重厚な絵画風のロゴ――確かに意味深く、そして美しいものではありましたが、たった1年で変更されたようです。
なぜか?
それは「複雑すぎた」からです。
その後、Appleは一転して今のロゴへ。
シンプルな「かじられたリンゴ」ただ、それだけですが、このシンプルな形が、世界中の誰もが瞬時にAppleと認識できる「ブランドの象徴」となりました。
この「かじり跡」にも理由があるようですが、皆さん分かりますか?
答えは「さくらんぼ」と間違えられないようにするため。はい、これ以上なく明快な理由ですね。
見た瞬間に意味が伝わる。記憶に残る。だからこそ、強いのでしょう。
シンプルであること。それは「何も考えずに削ぎ落とす」ことではなく、「本質以外を捨てる勇気を持つ」ことだと思います。
ブランドとは、「覚えてもらうこと」にあり、そして「忘れられないこと」が大事ですが、複雑なものであれば人の心に残りません。
シンプルであることこそが、メッセージを強くし、ブランドの軸を明確にします。
Appleのロゴが教えてくれるのは、「シンプルこそが最強のデザインであり、最強のブランディング手法である」という事実です。
本質を研ぎ澄ませ。
ほんと、我々のビジネスにおける日頃の言動もかくありたいものです。
それが、自分自身のブランドづくりにもなると思いますね。
わが社が掲げる「独自の価値を独自の技術で」というシンプルなメッセージですが、ほんと、これも大切なんですよね。
今日のブログからの教訓
シンプルであることこそが、メッセージを強くする。
(マグロちゃん語録)
今朝はそんなメッセージをお届けしました。
おまけの写真は北九州以内での会合から。「ビール祭り」ということだけあって、こんな一枚。乾杯が待ち遠しかったことはナイショです。笑
ではでは。
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