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オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ

公開日: : 最終更新日:2016/03/05 海外フィールド, サッカー芝ブログ

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(イギリス:ウィンブルドン選手権会場)

マグロちゃん:
世界で最も有名なテニス選手権と言えば、もちろんウィンブルドン選手権だよね。
ここはグラスコート(表面が天然芝)だし、スポーツターフだよね。
それについ先日終わった今回の大会では、我らが錦織圭選手の大活躍もあった事だし、今回のブログで取り上げるから。そうそう、それに欧州視察ツアーでクメちゃんも訪問して来たんだよね、

クメちゃん:
はい(^_^;)
欧州視察の際は日程調整を頂き、本当にありがとうございました。お蔭様で大変充実した視察となり、今後のビジネスに活かせる内容も多かったと思います。

マグロちゃん:
うん、そうだね。
おかげでこのブログにおいても、「海外フィールド」というジャンルも出来たから、ここで思う存分紹介してね(笑)

それにしても、我らが錦織圭選手は薄氷の勝利が続いたけど、ウィンブルドン選手権で初の16強入りが出来たから素晴らしい快挙だよね。 錦織圭選手自身も「一つの壁を越えられた」とコメントしていたからね。次回大会ではベスト8だとかベスト4を勝手に期待しちゃうよね(笑)

それに今年の5月12日だけど、何と世界ランキングで日本人初のトップ10入り(9位)を果たしたからね。ちなみに今大会の始まる前の6月23日では12位、最新の7月7日では11位というランキングだからね。
もう、次こそはベスト8!!(笑)
あっ、それはそうと、現地のフィールドを視察してきた感想を聞かせてくれる?

クメちゃん:
はい(^_^;)
さすがテニスの聖地と言われるウインブルドンだけに、伝統を肌でしっかりと感じることが出来ました。
そもそも、多くの方はウインブルドンと言いますが、これはロンドンのウインブルドンという場所で行われる「ウインブルドン選手権」、つまり場所のことなんですよね。

フィールドの正式名称は「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」と言います。

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ

テニスコートは全部で19面あり、決勝が行われるセンターコートは厳粛な雰囲気を醸し出していました。

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ

マグロちゃん:
これは確かに歴史と風格を感じる一枚だよね。カメラマンが良かったんじゃない(笑)
それに確かにフィールドの正式名称より、ウィンブルドンの方が一般的に知れ渡っているよね。

そもそも1868年に「オールイングランド・クローケー・クラブ」として創設され、1877年にウィンブルドン選手権が初めて開催されたことを契機に現在の名称にもなったようだね。それに、当初はガーデンパーティーのような雰囲気の中で開催されていたことも記録に残っていたけど。

それに何と言っても天然芝コートだよね。全仏オープンはクレイコート、全豪・全米オープンはハードコートだしね。それに日本では砂入り人工芝コートがかなり普及しているから、天然芝コートなんてホント珍しいよね。

クメちゃん:
そうですね、やはりそこが一番の特徴、つまり天然芝コートにあるんだと思います。だから、私も芝生に携わるものとして、是非とも行ってみたかった場所の一つなんです。

マグロちゃん:
でも、すべてが天然芝コートではないんだよね?それと芝種とかはどうだった?

クメちゃん:
はい、中にはハードコートもありましたが、ほとんどが天然芝でした。それに天然芝のコートがこれだけあると、ホント迫力がありました。
芝種は寒地型がメインで、品種はペレニアルライグラスでした。

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ

それと、各コートはつくりが洒落ていましたね。
また、良くテレビで見かける光景でしたが、大会中は雨による中断も多く、そのために2010年にセンターコートには開閉式屋根が出来たそうです。

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ

マグロちゃん:
へ~、そうなんだ。やっぱり百聞は一見にしかず、だね。
それとウィンブルドン選手権の「ドレスコード」の厳格化が波紋を広げているみたいだね。

クメちゃん:
そうなんですよね。
選手権の時は伝統により練習・試合ともに白色系のウエアしか着用してはいけないようです。

マグロちゃん:
うん、そうみたいだね。その背景には「由緒正しき大会」というのがあるんだろうね。
でも、一部報道では女子選手が「ブラジャーなしの強行出場を余儀なくされた」という記事も目にしたけど、そこまで厳格さを求めるのもどうなんだろうね(苦笑)
実際、今回の大会で準優勝したフェデラー選手が「厳しすぎる」と批判したり、また女子選手のビーナス・ウィリアムズ選手も「変化があっていい」と表明したり、まぁ今後の主催者側の対応が注目だよね。

クメちゃん:
そうですね。それと歴史・伝統と言えば、100年以上前の芝刈り機があったり、また馬に引かせていた大きなコートローラーなども歴史を感じるものでした。
でも、それらの原理が現代の物とほとんど変わっていないのにもビックリしました。

マグロちゃん:
なるほどね。
またウィンブルドン選手権を見る楽しみな視点が増えたね。
って、先日終わったばかりだけどね・・・(苦笑)

 

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マグロちゃんこと加治木英隆

マグロちゃんこと加治木英隆

代表取締役社長コウフ・フィールド株式会社
「スポーツの魅力は世界共通!スポーツが日本を、そして世界を元気にする!」 1964年鹿児島生まれ。大手自動車部品メーカー、経営コンサルタント会社を経て、現在はスタジアム等のグラウンドの設計・施工・維持管理を手掛けるコウフ・フィールドのオーナー経営者。スポーツをこよなく愛し、新感覚のサッカー「ジョーキーボール」の国内普及にも奔走する。2021年7月から一年間限定でプロレス・エンターテインメント「FMWE」にも参画。プレイする楽しさ、観戦する楽しさ、そして多くの人たちに感動を与えるスポーツエンターテインメントを通じて、人と人との「繋がり」を実感してもらうことを人生ミッションとして掲げる。ニックネームはマグロちゃん。

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