北の大地・北海道でのコウフ・フィールド流芝生管理「第3弾」をお届けします!今年最後の更新です!
公開日:
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サッカー芝ブログ
皆さん、こんにちは!
前回に引き続き「サッカー芝ブログ」を更新させて頂きます。今回も北の大地、北海道からのレポートです!
11月某日。
札幌は、いよいよ初雪も降り冬に突入です。北海道の芝生の冬は雪の下で冬眠するので、春に気持ちよく目覚めてもらうための最後の作業です
冬眠前の作業1「エアレーション」
札幌では場所にもよりますが、1mほどの積雪になります。
その雪が、春になり暖かくなってきたときの雪解けの水が芝生に悪さをするのです。
シーズン中サッカーの使用や刈込などの機械での踏圧で締まった土壌は水はけが悪く雪解け水が溜まりやすく、
芝生に最悪な状態になってしまいます。その状態を少しでも解消するために、穴をあけほぐしてあげることにより水捌けをよくします。
コウフ・フィールド流はこれです!
「エア・エイド」ジャベリン1500です。
このエア・エイドは普通のエアレーション機械とは違い、エアーを土中に直接噴射するという優れものです。
写真の機械右上にある青い物がコンプレッサーでPTOの回転によりここでエアーを作り、タインの先端が土中の一番深い位置に来た時にエアーを噴射します。
エアーを噴射することにより、芝生の根により多くの酸素を供給してあげられるし、土中に多くの空洞をつくることにより水捌けも良くなります。
もちろん、タインも交換式で種類もいろいろありコアリングやスパイキングもできるんです。要するに、いろいろな目的に合わせて作業が可能なのです。
冬眠前の作業2「雪腐れ防除」
冬眠前にこの防除をしてあげないと雪が解けた後の芝生は雪腐れ病という病気が発生して、あちらこちらが
枯れてしまっている状態になってしまいます。
春が遅い北海道では、雪が解けたらすぐにサッカー等で使用するので、この病気が発生して枯れた状態で使用することになるので芝生はすぐにダメになってしまします。
雪が解けてすぐに芝生が良い状態でプレイしてもらうために最後の作業です。
これで、今年の作業はすべて終了です。
来年の春、どんな顔して芝生が目覚めるか楽しみです。
ということで今回のブログはここまで。では次回の更新を期待してくださいね。
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