「物価上昇以上の賃上げを実現します」って、おかしくないですか?
今朝はこんな一枚から。
博多駅にて
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冒頭の写真は博多駅での一枚です。ホームにあがってみると、多くの人がスマホで撮影している風景が飛び込んできたのですが、理由はこれでした。はい、ドクターイエロー。人気ありますね。
では今回のお話しです。
「物価上昇以上の賃上げを実現します」って、おかしくないですか?
企業人には責任と覚悟を。国には支援と環境整備を。
「物価高を上回る所得増へ」「物価上昇以上の賃上げを実現します」――そんな政治家の発言を耳にするたびに、違和感を覚えます。いや、はっきり言いましょう。
それは筋違いです。
なぜなら、賃金を決めるのは政治家ではなく、企業人だからです。給与は経営判断の中核であり、その決定権は現場を預かる経営者にあります。
これは真理です。
しかし、だからといって国に責任や役割がないわけではありません。
国の役割は、企業が賃上げできる環境を整えることです。つまり「直接の賃金決定」ではなく、「間接的な賃上げの後押し」です。
その手段の一つが、生産性向上への投資支援や、税制優遇、補助金制度といった政策です。
企業が人材に投資し、利益を賃金に還元できる構造をつくることこそ、政治の使命だと思います。
私が生まれた昭和39年(1964年)の大卒初任給は21,200円。私が社会人デビューした昭和58年(1983年)には約13万円と、20年で6倍になっています。
ちなみに高卒の私の初任給は約11万円でしたけど。苦笑
ところが、令和7年(2025年)現在は約25万円。42年かけて、わずか2倍です。
単純比較にすぎないとはいえ、日本社会が成長の果実を「人」に十分還元できていない現実を示しています。
企業人には、責任と覚悟を。
国には、支援と環境整備を。
そして国民一人ひとりが、「給料は誰が決めるのか」という本質に目を向けることが、真の賃上げ社会への第一歩ではないでしょうか。
給与とは労働対価です。そして労働分配率という枠組みもあります。
よって、大切なことは生産性を上げること、時間あたりの付加価値を高めることです。
我らは企業人として、このテーマに取り組むのみです。
今日のブログからの教訓
企業人には責任と覚悟を。国には支援と環境整備を。
(マグロちゃん語録)
今朝はそんなメッセージをお届けしました。
おまけの写真は博多駅で目にしたドクターイエローですね。
ではでは。
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