イタリア・ACミランの本田圭佑選手についてアツく語らせてください!
ガッツ・井山がお届けするヨーロッパサッカーの魅力発信シリーズ!
はい、というわけで今回のスタッフブログを担当させて頂きますのは、ガッツこと井山です。
イタリア・ACミランの本田圭佑選手の名前を知らない人はいないと思います。
今回のブログでは、そのイタリア・セリエAのチームであるACミランの紹介と、何よりACミランで10番を務める本田圭佑選手についてアツく語らせて頂きます!
あっ、正確には「書かせて頂きます」ですね・・まっ、そんな事はどうでもいいですけど(苦笑)
コッパイタリア、ACミランは惜しくも決勝で敗れる・・。
そうそう、コッパイタリアとはですね・・
イタリアのサッカークラブによって争われるカップ戦で、セリエAのみならず、下部リーグのセリエBやレガ・プロ、セリエDのクラブが参加します。
日本における天皇杯に相当する大会で、優勝チームにはヨーロッパカップの出場権が与えられます。
それがコッパイタリアなんです。
ACミランは今シーズン、イタリアリーグ・セリエAでは低迷期を迎え、ヨーロッパカップへの出場権のない7位で終わりました。
もちろん、ACミランはコッパイタリアの優勝チームに認められるヨーロッパカップの出場権をかけて戦い、そして2016年5月21日にユヴェントスとその決勝戦を戦いました。
我々日本人の誇れる本田圭佑選手も決勝戦ではフル出場を果たしましたけど、残念ながら延長戦の末にユヴェントスに敗れてしまい、ヨーロッパカップの出場権を逃しました・・。
残念です。
試合はリーグ優勝も果たし、格上と称されるユヴェントス相手に圧倒し続けましたが、延長にカウンターで失点を許してしまう、そんな展開でした。
しかし、歴史あるクラブの低迷で批判の声も多いACミランでしたが、チーム一丸となってシーズン最後の試合を全力で戦い抜いた姿勢には、多くのファンからの称賛の声があがりました。
低迷期を迎えるACミラン
ACミランはイタリアで最大の都市圏人口を擁する都市「ミラノ」を本拠地とする歴史あるチームです。
このミラノにはACミランの最大のライバルであるインテルも本拠地を構えています。インテルのファンがブルジョワ層を中心とするのに対し、ACミランのファンは労働者階級を中心とすると言われています。
インテルといえば日本の長友佑都選手が所属していて、日本でもすっかりお馴染みだと思います。
ACミランはイタリアリーグ・セリエAでもリーグ2位の18回の優勝回数、UEFAチャンピオンズリーグでは過去7回の優勝を誇り、スペインのレアル・マドリードの10回に次ぐ歴代2位の優勝回数となります。
これはイタリア国内で同大会を制覇したことのある他の2チーム(インテルとユヴェントス)のそれぞれの優勝回数(3回と2回)を大きく引き離しており、セリエAでは最も成功したクラブの一つであると称されています。
ACミランのホームスタジアム
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ (Stadio Giuseppe Meazza)
通称:サン・シーロ (San Siro)
かつてこのような栄光を築いたACミランですが、現在チームはセリエAでここ3年の最高成績はリーグ7位で、ヨーロッパカップの出場権を3年連続で逃すなど低迷期を迎えています。
ミランの背番号10にはその責任と重圧がのしかかります・・。
本田圭佑選手のメンタリティがとっても凄い!
長い歴史の中でACミランにおける背番号10番は特別な存在で、リベラ、フリット、サビジェビッチ、ボバン、ルイコスタ、セードルフなどその時代の世界でもトップクラスといわれた選手たちが10番をつけてきました。
そして現在その背番号10番をつけるのが、日本代表の本田圭佑選手、という事になるんです。
本田選手は小学時代の文集に「将来の夢はミランで10番をつけること」と書いており、まさにその夢を叶えた選手だといえます。
本田 圭佑
(Keisuke Honda 1986年6月13日 -)
現在ヨーロッパの舞台で活躍する本田圭佑選手ですが、その少年時代から数多くの試練を乗り越え今に至っています。
本田圭佑選手は大阪の出身で「ガンバ大阪ジュニアユース」に所属していましたが、実はスタミナに難があるとされ、レギュラーにもなれず、ユースに昇格することができませんでした。
そして「ガンバ大阪ユース」ではなく。石川の星陵高校に進学するという挫折を味わいます。
高校進学後は、そのスタミナの無さを改善するために徹底的にトレーニングを重ね、本田圭佑選手はメキメキとその能力に磨きをかけ、そしてついに高校卒業時にはJリーグの多くのクラブからオファーを受けるに至りました。
その後は持ち前のメンタリティと多くの努力で順調にキャリアを重ね、オランダ、ロシアと海外をわたり、2014年には現在のACミランに所属します。
本田圭佑選手のもう一つの顔ってご存知ですか?
サッカー選手として大きな成功を収めている本田選手ですが、実はオーストラリアのサッカーチームのオーナーをしており、大阪で会社経営をしているんです。
その会社経営のなかでも有名な事業としては小学生を対象に始めたサッカースクールで、現在日本国内で60を超え、中学生を対象としたクラブは関東と関西で合計3、高校生のユースクラブは1と、日本最大級のサッカースクールを運営しているんです。
そのサッカースクールのミッションが大変素晴らしいもので・・
「才能とは生まれ持ったものではなく、環境によって磨き上げられるもの。大きな夢を持ち、物事がうまくいかなかった時にも心の折れない人材を育成し、才能を開花させるために必要な環境、機会を与える」
というものです。
「才能は磨き上げるもの」
まさに本田選手の成功への経験を子供たちに伝えているのではないでしょうか。
ACミランで活躍する本田選手、子供たちの将来の為にスクールを運営する本田選手、今後も本田選手のいろいろな活躍に目が離せません!
KOFU-FIELD STAFF
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