ボルトが足りない！？建設遅れ続発！？
今朝はこんな一枚から。
マグロちゃんの現場視察
おはようございます。 情熱と挑戦、マグロちゃんこと加治木英隆のブログへようこそ！
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先日のこと、竣工した現場視察を兼ねてドローン撮影を行った時の一枚です。
いやいやいや、それにしてもホントいい仕事してますね～笑。詳しくはドローン映像の編集を終えたら公開する予定なので、その時にじっくりとご覧くださいね。
では今回のお話しです。
ボルトが足りない！？建設遅れ続発！？
リスクの芽にいち早く着目して、リスクが現実となる前に手を打つこと！
さて、冒頭の現場でまさかの事態に見舞われたのが、ビルや橋梁の鉄骨を結び付けるのに使う「ハイテンションボルト（以下、高力ボルト）」の不足問題でした。
ニュースでも取り上げられたのでご存知の方も多いと思いますが、その影響で国内の建設工事の遅れが相次いでいるという非常事態です。
そもそも、東京オリンピックをはじめとした大型プロジェクトによる需要増を受け、高力ボルトの不足が表面化したのは昨年の夏過ぎだったと思います。その活発化する建設需要に対して、近年では鉄骨をつなぐ工法として溶接が減ってボルト利用が増えている、そんな事情もあるようなんですけどね。
ある鉄鋼商社の幹部は「溶接工が不足しており、ボルトの需要が鉄骨需要以上に増えている」とも言ってましたからね。
ここにも「人手不足」が需給バランスを崩してしまう、そんなリスクが潜んでいることを知らされました。
そして、国土交通省が昨年暮れに動き出したことで、今後の高力ボルト調達に不安を感じた建設会社や商社が必要以上に確保するという「余剰発注」によって、品薄にさらに拍車をかけたんだと思います。皮肉なことですね。
だって、在庫があるところにはありますからね。ホント、やれやれですよ。
「助け合う気持ちはないのか！？融通し合う余裕はないのか！？」なんて憤慨しても、それはそれでどうしようもないことですからね。
今回のケースでは「共創」より「競争」なんだと思いましたね。
いずれにしても、ビジネスにおいては「まさかの坂」という言葉を肝に銘じておく必要がある、そんな学びですね。
どこに潜んでいるか分からないリスク、そのリスクの芽にいち早く着目して、リスクが現実となる前に手を打つこと、それこそがリスクマネジメントなんだと思います。
今日のブログからの教訓
リスクの芽にいち早く着目して、リスクが現実となる前に手を打つこと！
（マグロちゃん語録）
今朝はそんなメッセージをお届けしました。
それにしても、ジョージ、よく頑張ったぞ！
ではでは。
PS
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