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オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)

公開日: : 最終更新日:2016/03/05 海外フィールド, サッカー芝ブログ

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)

マグロちゃん:
「クメちゃん&サッカーバカ蔵の欧州視察シリーズ」もいよいよ佳境となってきたね。
今回は「オールド・トラッフォード」の紹介だね。ご存知、イングランド・グレーター・マンチェスターのトラフォードにあるサッカースタジアムで、プレミアリーグに所属するマンチェスター・ユナイテッドFCのホームスタジアム。

クメちゃん:
文字通り、世界的に有名なチームであるマンチェスターユナイテッドのホームスタジアムです。
収容人数は76.212人で、ウェンブリースタジアムの紹介でも述べてますが、UEFA(欧州サッカー連盟)スタジアムカテゴリーではカテゴリー4(最高ランク)にあるスタジアムの一つです。

将来的には96.000人収容の拡張工事を計画して、今なお段階的に拡張工事が進行中です。

old_001(オールド・トラッフォード)

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(拡張工事中)

別名、「シアター・オブ・ドリームス」と言われています。
これは、このスタジアムで、数々の名勝負・名試合が行われてきたことから、イングランド史上最高の選手と言われているボビー・チャールトンが”the Theatre of Dreams”、つまり「シアター・オブ・ドリームス」、「夢の劇場」と呼んだことにあります。
現在でも世界中のスタジアムの中で、最も格式のあるスタジアムだと思います

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(格式あるスタジアム)

フィールドの芝生はペレニアルライグラス主体で、デッソグラスマスターを使用したハイブリット芝となっています。このフィールドに足を踏み入れることが出来た事は、とっても感動がありました。
グラウンドの施工・管理する上ではあこがれのスタジアムの一つです。

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(デッソグラスマスター・ハイブリッド芝)

マグロちゃん:
今回のクメちゃん&サッカーバカ蔵の欧州視察シリーズの中でも、一番の感動だろうね。デッソグラスマスターは言うに及ばないけど、それ以外の特徴というと何があった?

クメちゃん:
はい(^_^;)
まずグラウンドを見るとかなりの段差があったことに驚きました。危ないな、と思っていたら、案内してくれた関係者の方から一言「ラクビ―の試合で勢い余って転落して怪我してました」って聞きましたけど(^_^;)

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(段差のあるフィールド周辺部)

それと観客が入場するゲートは、かなり狭く作ってあるんですよね。これは、セキュリティーの面からチェックしやすく狭くしているそうです。こういう発想は他のスタジアムにはなかったと思います。

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(サッカーバカ蔵入れるか!?)

観客席にも特徴がありまして、所々に名前の入ったプレートが貼ってあるんです。これは、このシートを長年購入している人のプレートだそうで、中には親子代々このシートを購入している人もいて、代々伝わるわが家の座席と言ったことでもあるそうです。さすが世界一ファンの多いチームと言われるだけあります。

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(ネーム入りシート)

そして、一番感動したことがありました。
それは、様々な活動を垣間見る一つとして「MUDSA(Manchester United Disabled Supporters’ Association)」の存在です。これは障がいを持たれている人たちのサポーター団体です。

しかも、スタジアム内には団体のラウンジもあり、また車いす席の数も多く、なんと視覚障害を持たれている人たちの席もありました。目の不自由な人たちにもスタジアムに足を運んでもらい、その臨場感を味わってもらうように配慮されていたんです。試合中は実況中継を聞きながら観戦するそうです。
日本にはそのような配慮されているスタジアムは記憶にないので、ホント感動しました。

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(MUDSAラウンジ)

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(障がい者用シート)

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(車イス席)

この他にも選手サロンやロッカールーム、細かなところでは昔の設計図なんかも展示してあり、歴史を感じることが出来ました。
最後にベンチを紹介しますけど、これが日本とは全然違っていました。
一言で言うと、コンパクトにまとまった感じです。そして、他のスタジアムでも同様でしたけど、目線が少し高くなっていて試合を見やすくしているのかなと感じました。

オールド・トラッフォード(イングランド:マンチェスター・ユナイテッドFCホームスタジアム)(ベンチ)

マグロちゃん:
ホント素晴らしい写真の数々だね。
クメちゃんしかり、サッカーバカ蔵しかり、素晴らしいフィールドを生で体感できたことが財産だね。

 

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マグロちゃんこと加治木英隆

マグロちゃんこと加治木英隆

代表取締役社長コウフ・フィールド株式会社
「スポーツの魅力は世界共通!スポーツが日本を、そして世界を元気にする!」 1964年鹿児島生まれ。大手自動車部品メーカー、経営コンサルタント会社を経て、現在はスタジアム等のグラウンドの設計・施工・維持管理を手掛けるコウフ・フィールドのオーナー経営者。スポーツをこよなく愛し、新感覚のサッカー「ジョーキーボール」の国内普及にも奔走する。2021年7月から一年間限定でプロレス・エンターテインメント「FMWE」にも参画。プレイする楽しさ、観戦する楽しさ、そして多くの人たちに感動を与えるスポーツエンターテインメントを通じて、人と人との「繋がり」を実感してもらうことを人生ミッションとして掲げる。ニックネームはマグロちゃん。

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