ハイブリッド芝のご提案

公開日： 2015/09/21 : 最終更新日：2019/09/23 ＫＯＦＵの技術・作品, ハイブリッド芝

ラクビーなどの激しいスポーツでも天然芝のダメージを最小限に抑え、早期回復のやり方をお探しのピッチ管理者の皆様へ。

天然芝と人工芝双方の機能を併せ持つハイブリッド芝をご提案します！

天然芝と人工芝双方の機能を併せ持つハイブリット芝。

ラクビーワールドカップやＦＩＦＡワールドカップの会場、イングランドのプレミアリーグを始め、世界のスポーツシーンをリードするニューテクノロジーであるハイブリッド芝。

ラグビー・ワールドカップ2015イギリス大会では、13会場中9会場で「ハイブリッド芝」が採用となっています。

ハイブリッド芝とは？

分かりやすいように、施工状況で紹介します。

このように、天然芝のプレー特性と人工芝の耐久性を兼ね備えたフィールドを実現します。

■繊維注入の様子（10秒動画）

導入実績こそ、ハイブリッド芝が提供する最高のフィールドの証

ラグビー・ワールドカップ2015会場の導入実績は以下の9会場です。

１．レスター・シティ・スタジアム（キングパワー・スタジアム）
２．マンチェスター・シティ・スタジアム（エティハド・スタジアム）
３．トゥイッケナム・スタジアム
４．ミレニアム・スタジアム
５．ウェンブリー・スタジアム
６．オリンピック・スタジアム
７．ヴィラ・パーク
８．スタジアムMK
９．サンディ・パーク

サンディ・パーク

ハイブリッド芝はサッカー発祥の地イングランドのプレミアリーグを始め、世界でも有数のリーグであるスペインのリーガエスパニョーラやイタリアのセリエAやアメリカ、オランダ、フランス、ドイツなど欧米各国の主要なスタジアムやトレーニングセンターなど、450面以上に採用されています。

UEFA欧州選手権や世界最大のサッカーの祭典であるFIFAワールドカップの会場にも採用されるなど、最高品質スポーツターフを提供することのできる工法としてFIFAをはじめとする世界のスポーツ界で認められています。

ハイブリッド芝のピッチほどクオリティを保持できる天然芝ピッチは他になく、世界各国で採用された約50,000,000㎡以上の実績はその信頼性の高さを証明しています。

また、ラグビーフットボールの分野でも高い評価を受け、ラクビーワールドカップの会場にも採用され、アメリカンフットボールのNFLのフィールドにも取り入れられ、激しいスポーツにも耐えうるものとして世界で証明されているハイブリットシステムです。

オールド・トラッフォード

以下、導入実績の一部紹介です。

●スタンフォード・ブリッジ(イングランド)
主な種目：サッカー・ラグビー（プレミアリーグ　チェルシーFC メインスタジアム）

●ダニーデンスタジアム(ニュージーランド)
主な種目：ラグビー（2011ラグビーワールドカップ会場）

●アリーナ・デ・サンパウロ(ブラジル)
主な種目：サッカー（2014 FIFAワールドカップ会場）

●グディソンパーク(イングランド)
主な種目：サッカー・ラグビー（プレミアリーグ　エバートンFCメインスタジアム）

●ホワイト・ハート・レーン(イングランド)
主な種目：サッカー（プレミアリーグトットナムホットスパーFC メインスタジアム）

●パンテサリコスタジアム(ギリシャ)
2004　アテネオリンピック会場

●スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール(フランス)
主な種目：サッカー・ラグビー（リーグ・アン　FCナントメインスタジアム　2007ラグビーワールドカップ会場）

●フォルクスワーゲン・アレーナ(ドイツ)
主な種目：サッカー（ブンデスリーガ　VfLヴォルフスブルクメインスタジアム）

●アムステルダム・アリーナ(オランダ)
主な種目：サッカー（エールディヴィジ　アヤックスメインスタジアム）

●ムボンベラ・スタジアム(南アフリカ)
主な種目：サッカー・ラグビー（2010 FIFAワールドカップ会場）

●ピーター・モカバ・スタジアム(南アフリカ)
主な種目：サッカー・ラグビー（2010 FIFAワールドカップ会場）

●ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアム(南アフリカ)
主な種目：サッカー・ラグビー（2010 FIFAワールドカップ会場）

●リーボック・スタジアム(イングランド)
主な種目：サッカー・ラグビー（プレミアリーグ　ボルトン・ワンダラーズ　メインスタジアム）

●AFASスタディオン(オランダ)
主な種目：サッカー（エールディヴィジ　AZアルクマールメインスタジアム）

●スポーツオーソリティ・フィールド・アット・マイル・ハイ(アメリカ)
主な種目：アメリカンフットボール（NFL デンバー・ブロンコスメインスタジアム）

●ランボー・フィールド(アメリカ)
主な種目：アメリカンフットボール（NFL グリーンベイ・パッカーズメインスタジアム）

●リンカーン・フィナンシャル・フィールド(アメリカ)
主な種目：アメリカンフットボール（NFL フィラデルフィア・イーグルスメインスタジアム）

●Heritageフィールド(アメリカ)
主な種目：野球（ニューヨークヤンキース　サブ球場）

●ナショナルフットボールセンターFA(イングランド)
FA(フットボールアソシエーション)世界最古のサッカー協会
イングランド代表のトレーニング施設(練習場)

その他、多数ありすぎるので割愛させて頂きますね（苦笑）

ハイブリッド芝の特徴

天然芝と人工芝双方の機能を併せ持つ機能性

技術力の高い専用インストーラーで約2000万本の人工芝繊維を深さ約20㎝挿入・補強することにより、天然芝の根が人工芝繊維に絡み合い、より深く根付くことにより、天然芝を強化するため、ラグビーやサッカーなどのスポーツにも優れたグリップ力やボールコントロールを発揮し、芝生に負担のかかる激しいスポーツの利用にも十分に耐えうるピッチになります。

また芝種にもこだわらず、暖地型芝生(ティフトン)のオーバーシーディングから寒地型芝生単体の仕様など様々な芝種に対応します。

FIFAからは天然芝ピッチとして認められています。

■ハイブリットのメリット

・天然芝100%と同様のピッチコンディションを確保します
・完成後のピッチは視覚的、知覚的にも完全な天然芝フィールドです
・人工繊維が天然芝の地下茎や根の部分を補強します
・根茎部分の物理的変化が少ないため、芝生の早期回復が図れます
・ディボットまたはソッドの緩みが少なくなります
・砂構造と縦に挿入された合成繊維により素早く排水します
・あらゆる気候条件や気象条件にも適応します

優れた排水性と耐久性

■優れた透水性

砂構造と縦に挿入された人工芝繊維が雨水をスムーズに地下へ浸透させるため、水捌けの良いビッチを実現します。

■優れた耐久性

ハイブリッド芝を採用したピッチは人工芝繊維で補強しているため、天然芝を保護し早期に回復させることができるため、通常ピッチの約3倍の利用が可能となり、施設の多機能使用に優れ、各種スポーツの世界大会やオリンピックなどの国際大会などの難しいスケジューリングにも対応できます。

日本でもこの技術が導入・普及されることで、これまでにないピッチが出来るものだと確信します。

この記事を書いた人
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マグロちゃんこと加治木英隆

代表取締役社長：コウフ・フィールド株式会社

「スポーツの魅力は世界共通！スポーツが日本を、そして世界を元気にする！」 1964年鹿児島生まれ。大手自動車部品メーカー、経営コンサルタント会社を経て、現在はスタジアム等のグラウンドの設計・施工・維持管理を手掛けるコウフ・フィールドのオーナー経営者。スポーツをこよなく愛し、新感覚のサッカー「ジョーキーボール」の国内普及にも奔走する。2021年7月から一年間限定でプロレス・エンターテインメント「FMWE」にも参画。プレイする楽しさ、観戦する楽しさ、そして多くの人たちに感動を与えるスポーツエンターテインメントを通じて、人と人との「繋がり」を実感してもらうことを人生ミッションとして掲げる。ニックネームはマグロちゃん。