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ミクニワールドスタジアム北九州 オープニングイベント(ラグビースペシャルマッチ)レポート

ミクニワールドスタジアム北九州(北九州スタジアム)オープニングイベント

2017年2月18日(土)「ラグビースペシャルマッチ」参加レポートをお届けします!

2017年2月18日、土曜日。来場者数は11,577人。

この試合日に向けて、2月14日(火)にて3回目となる液剤を散布、16日(木)にて最終調整の芝刈りを行いました。

なお、前日17日(金)は練習を行うため、フィールドでの作業はできませんでした。

2月16日(木) 夕方 撮影北九州スタジアムこけら落とし01

2月18日(土) 試合前 スタジアム入口にて  
北九州スタジアムこけら落とし02

18日(土)現地到着後、我々はすぐに前日練習での芝の状況確認を行いました。

情報ではスクラムを組んでの練習はなかったとのことでありましたが、フィールド内を歩くとディボット跡がいくつか発生していました。これは選手のキック練習やタックル練習でのスパイクによる削り後だと思われます。

前日練習での芝ディボット跡北九州スタジアムこけら落とし04

大き目なディボット跡には目砂をまいて処理を行い、試合の開始を待ちました。次に自分たちがフィールドには入れるのは試合のハーフタイムとなります。

試合中はグリーンキーパー室にて待機予定でしたが、試合中の万が一のフィールドトラブルに迅速に対応してほしいとのことから関係者席に砂を準備の上、着席できることになりました。

2月18日(土) 試合前フィールド北九州スタジアムこけら落とし03

試合が始まり10分くらい経過したところで、中央バックスタンド側で最初のスクラムを組みました。

正直、緊張が走りました。

肉眼では芝への影響がはっきりとは捉えることができませんでしたが、アナウンスなどで対応の指示が流れていないので、めくれ上がる等の影響はでていないということがわかり安心しました。

その後も、スクラムが数回とゴールライン前での激しいせめぎ合いが行われましたが、試合中に自分たちが芝の処置を施すような事態は発生しませんでした。

試合開始直後の試合状況北九州スタジアムこけら落とし05

ハーフタイムが近づいてきたので、スクラムを組んだ場所を確認し、ディボット跡処理を行うエリアを手分けし、10分間のハーフタイムをむかえました。

やはりスクラムを組んだ所はスパイクで踏ん張るためディボット跡が発生していましたが、めくれあがるようなところはありませんでした。

後半もゴールラインでのせめぎ合いは激しかったですが、フィールドトラブルが発生することはなく、試合を無事終えることができました。

試合終了後の芝ディボット跡北九州スタジアムこけら落とし06

北九州スタジアムこけら落とし07

試合終了後に再びフィールド全体を歩き芝の状態をチェックし、補修の処置としては、ディボット跡に芝の種を混ぜた目砂を散布するのみで十分だということになりました。

ラグビーの試合を生で観ることもですが、ラグビー選手をみることも初めてだったため、がたいの大きさに驚き、その体と体をぶつけ合う迫力に圧倒されるとともに、足にかかる力は半端なものではないと感じました。

また、私はサッカーをしていたのでサッカーなら芝が受ける影響もイメージが着くのですが、ラグビー選手はスパイクのポイントもポジションによってサッカー選手よりも長いと知り、芝が受ける力がますます大きいと感じ、私自身、芝が耐え切れずめくれあがってしまうのではないかと思っていました。

試合後のフィールド北九州スタジアムこけら落とし08

試合直後でも素晴らしいコンディションです。

思わず「これって人工芝なの?」と思ってしまいそうですけど、あくまでも天然芝(スポーツターフ)ですから(笑)

今回、芝を張り終えてから約1ヶ月という短期間でラグビーでの使用を迎えるということで、関係者の方々も芝への影響は不安を抱えていたようでしたが、見事に不安を弾き飛ばしてくれました。

スタジアム関係者や芝管理業者からも評価の言葉を頂いていたので、わが社の経験値と技術判断の元、選定された施工・管理方法に誇らしさを感じました。

これからも、この素晴らしいコンディションが維持されることを願いますけど・・残念ながら、今回の我々のミッションはここまでという事になっています。

維持管理を担う事が出来ないことに対して忸怩たる思いもありますけど・・あとは維持管理を担う方々にしっかりと引き継いでほしいと願います。

【記事:ジョージ】
【編集長:マグロちゃん】

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KOFU-FIELD STAFF

KOFU-FIELD STAFF

フィールドづくりのアドバイザー/設計・施工・維持管理の専門家集団、コンサルタント集団という自覚と責任をもって、お客様視点での価値ある提案を念頭に日々活動しているKOFU-FIELD STAFF。「独自の技術で独自の価値を」というスローガンのもとで「専門スキル×連携力=チーム総合力の発揮」を行動指針として事業展開に取り組む。KOFU:Kingdom of Fantastic Unit!

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