ジョージアハイブリッド

公開日： 2013/12/24 : 最終更新日：2017/03/14 スポーツターフ, サッカー芝ブログ

スポーツターフに使われる芝種シリーズ・・・ジョージアハイブリッド！

マグロちゃん：
今回は、スポーツターフに使われる芝種って何！？というテーマで進めていこうか。
まぁ、スポーツターフに使われる芝種って一口に言っても、実に多種多様な芝だろうからね・・・そうだ！今年新しく誕生した「グリーンフィールド八女（福岡県八女市）」の事例でいこうよ。

クメちゃん：
そうですね。このプロジェクトは企画提案からコミットできましたし、今年を代表する作品の一つになりましたからね。

マグロちゃん：
そうそう、オープン記念式典で行われたドリームサッカーで、日本代表OBから「素晴らしい芝生のグラウンド。最高のピッチ状態で、これまでのグラウンドの中では一番だ！」という大変ありがたい評価を頂いたからね。

いや～嬉しかったよね・・・（笑）

それに、サッカー教室での子どもたちの満面の笑みが印象深かったよね。日本代表OBに教えてもらう子どもたち、それを見守る親やチームのコーチらも笑顔が絶えず・・（笑）
そこにフィールドあればこそ、だよね。家族の絆、人とのふれあい、スポーツを通じた子どもの健全育成、そんな事にも寄与しているだな・・・とつくづく思ったよね。

ゴメンゴメン、ちょっと話しが脱線したね。
クメちゃん、改めてフィールドを紹介してよ。

クメちゃん：
はい。グリーンフィールド八女は天然芝グラウンドで、サッカーコートがフルピッチで2面できるフィールドです。こだわりの天然芝で、まさに九州を代表するスポーツターフ仕様のグラウンドと言えると思います。

■グリーンフィールド八女
（Field-DATA：ジョージアハイブリッド　M-way工法　21,082㎡）

マグロちゃん：
そうそう、こだわりの天然芝なんだよね。
そのあたりをもっと分かりやすく説明してね。

クメちゃん：
芝種は「改良バミューダグラス」という種類で、一般的に関東以西のスポーツグラウンドにて使用されている種類です。

マグロちゃん：
当然、スポーツに適している特徴があるんだろうね。

クメちゃん：
はい。「改良バミューダグラス」という芝種は真夏の生育が素晴らしく、かつ擦切れに強いのが特徴だと言えます。それに、損傷を受けた後の回復も早いので、まさにスポーツターフとして理想的な性質を持っていると言えますね。国内では、ティフトンやティフトン419と呼ばれ、一般的に流通しています。

マグロちゃん：
品種とは違うんだよね？

クメちゃん：
そうですね、「改良バミューダグラス」はあくまでも芝種という位置づけですよね。草種とも言ったりしますが・・・。
その中で、今回は「ジョージアハイブリット」という品種を提案し、採用されました。

マグロちゃん：
スポーツターフとして理想的な性質を持っている中での「ジョージアハイブリット」という訳だね。ジョージアハイブリットをもう少し詳しく説明してくれる？

クメちゃん：
この品種はティフトン419の純系で、ティフトン419の生まれ故郷である本場アメリカジョージア州農務省種子開発委員会が保有する原種圃（専門用語で「ファンデーションストック」と言います・・・）で栽培された品種証明芝苗を、正式な許可を得て国内で厳正な品質管理体制で栽培した純系種です。

マグロちゃん：
純系種っていうのがポイントなんだね。

クメちゃん：
そうですね。スポーツターフに適した品種の純系種である為、高品質なターフを提供できるんだと思います。
この純系種は国内の各競技場やスタジアムにも数多く採用されており、信頼性が最も高く、プロ仕様の本格的なスポーツターフを求める顧客のニーズに最も答えられると思います。

マグロちゃん：
なるほどね、良くわかったよ。
あとは維持管理だよね、しっかりとしたコンディションを保って欲しいよね。
今回は事例で「改良バミューダグラス」の「ジョージアハイブリット」に絞ったけど、せっかくだから芝種についても機会があれば包括的に整理しておきたいね・・・。クメちゃん、また原稿よろしくね(笑)

クメちゃん：
は、はい・・・(^_^;)

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フィールドづくりのアドバイザー／設計・施工・維持管理の専門家集団、コンサルタント集団という自覚と責任をもって、お客様視点での価値ある提案を念頭に日々活動しているKOFU-FIELD STAFF。「独自の技術で独自の価値を」というスローガンのもとで「専門スキル×連携力＝チーム総合力の発揮」を行動指針として事業展開に取り組む。KOFU：Kingdom of Fantastic Unit！