商標権者:コウフ・フィールド株式会社
防塵・粉塵抑制型舗装
●クレイ系グラウンド表層の安定化 ●粉塵抑制型・防塵効果の向上
製造元:コウフ・フィールド株式会社
グランドエコロックとは
グランドエコロックは、フライアッシュ、セメント、石膏等を主原料としたクレイ系グラウンドの改良材です。グランドエコロックは早期強化性が高く、微量添加で安定した地盤を長期間維持できます。
グランドエコロックで改良された表層材(土壌粒子)は団粒化構造となり、保水性を保ちながら透水性が向上する為、風による土壌の消失を防ぎます。
団粒化構造となった土壌粒子は、従来と同等のサイズとしては存在せず、新たな鉱物質と土壌粒子自体の関係で生成が進みます。例え外部から圧力や劣化などが加わっても、改善前の状況には戻りにくいと言えます。
※固化原理
グランドエコロックをクレイ系表層材(土壌粒子)と混合すると、グランドエコロックの主成分であるセメントと石膏が結合し、エトリンガイトを生成し、再泥化されない状態になります。これにフライアッシュ等を含む事で団粒化構造となり、保水性を維持しながら透水性に優れた性能となります。
フライアッシュ:主成分がシリカとアルミナなので、セメントに混合すると、セメントの水和の際に生成される水酸化カルシウムと反応(※)して、耐久性と水密性を向上させる働きをします。
(※)ポゾラン反応と呼ばれています
改良土壌の性質
粉塵抑制+透水性
①保水があるため、乾燥しにくく、風による消失がなく、植生用土壌としても利用できる。
②水性にも優れ、イオン交換作用によって泥状になりにくい団粒化した土壌が得られる事などにより、過度の水分が補給されても、泥状になりにくい。
③エトリンガイド(※)の生成やポゾラン反応によって強度を発現しているため、流失しにくい。
④ポゾラン反応は長期にわたり生じる事、イオン交換作用により土壌を再攪拌しても、再度のローラー等の締め固めによって安定した土壌が得られる。
(※)セメントの水和反応により、生成される水和物の名称
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※WEB用なので、画質は落としてあります。