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公開日: 2015年3月13日 - 最終更新日: 2020年10月19日

あも青(暖地/シーショアパスパラム)

KOFU企画広報チーム
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あも青(暖地/シーショアパスパラム)

「あも青」の特徴

塩生植物(halophyte)である「あも青」は、海水による散水も可能で、既存の芝草の中で最も耐塩性が高いと言われています。
また、pH適応範囲も4.0~9.8と非常に幅広く、冠水抵抗性も強いと言えます。従って、各種ストレス環境で、生育可能な環境ストレスに非常に強い芝です。

「あも青」の用途

海浜緑地、人工砂浜等の土壌保全、埋立地、河川汽水域等の緑化海浜公園の芝生
(海水がかかる場所、排水が悪く水が溜まってしまう場所等)

「あも青」の特性

 

好塩性

芝の中で塩生ストレスに最も強い種類です。
あも青は、在来種の5倍以上の耐塩性を有しており、芝の中で塩性ストレスに最も強い種類で、従来種の5倍以上の耐塩性を有しており、海水をかけても色を変えることはありません。
(在来の耐塩性を有しているものでも、葉が茶色に変わります。)塩に耐えるというよりむしろ塩を好む好塩性植物(halophyte:ハロファイト)です。


土壌pH9までOK

強酸性から強アルカリ性まで幅広い土壌に適応します。強酸性土壌から強アルカリ土壌までpH4.0~9.8の範囲で生育する事が可能です。

冠水抵抗性

あも青には無酸素耐性(冠水抵抗性)があります。
あも青は、無酸素耐性(冠水抵抗性)を有しており、排水の悪い場所や水につかってしまうような場所でも生育することが可能です。


鮮濃緑色

他の夏芝では出せない鮮やかな葉色です。
あも青の葉色はケンタッキーブルーグラスのような鮮やかな濃緑色です。


繁殖力

あも青は、バミューダ芝以上の繁殖力を有します。
あも青は、バミューダ芝以上の繁殖力を有しており、生育適期には、ティフトン芝を上回る水平方向への被覆力で早期グラウンドカバーが可能です。


軸刈り低減

刈り遅れ時の軸刈りが少なくなります。
雨続きなどで刈り遅れても、ティフトン芝にように、軸刈りで白っぽく見えることはほとんどありません。

「あも青」データ

◆草種名 サワスズメノヒエ(シーショアパスパラム)
◆学名 Paspalum vaginatum
◆原産地 北米、オーストラリアなど
◆育成地 アメリカ合衆国
◆草丈 30mmから60mm [通常刈高]
(草丈は生育環境により大きく異なります。)
◆繁殖形式 栄養繁殖(ほふく茎による)
◆植付工法 ZN工法(二重ネット工法)、張芝工法、ポット植工法、根茎吹付工法、V-way工法(根茎条植工法)他各種栄養繁殖方式による。
「あも青」はゾイシアンジャパン株式会社の登録商標です。
コウフ・フィールド株式会社はコンサルティングパートナーとして、企画・提案・設計・施工を行っています。
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