ドローン飛行のルール「300m」から「1,000m」へ
公開日:
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最終更新日:2026/09/03
マグロちゃんブログ公開講座
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冒頭の写真はお見舞いミッションからの一枚です。ほんと、できることなら病院を訪れるのは健康診断の時だけ、としたいですね。
では今回のお話しです。
ドローン飛行のルール「300m」から「1,000m」へ
「ドローンは飛ばす前に確認する」を新しい常識に。
私自身、仕事においてドローンを活用する機会がありますので、今回は自分自身の備忘録も兼ねて、ドローンを飛ばす方にはぜひ知っておいていただきたい法改正について書いておきたいと思います。
さて、2026年7月14日、「小型無人機等飛行禁止法」の改正法が施行されました。
正式には「重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律」の改正です。
今回の改正は、ドローンを業務で使用する企業はもちろん、趣味で空撮を楽しむ方にとっても非常に重要な内容です。
その最大の変更点は「300m → 1,000m」にあります。
これまで、国の重要施設などの周辺では、施設の敷地・区域と、その周囲おおむね300mが飛行禁止の対象となっていました。
今回の法改正によって、この範囲が、「施設の敷地・区域+周囲おおむね1,000m」へと大幅に拡大されました。
300mから1,000mですから、単純に距離だけを見ても3倍以上です。
ドローンを飛ばす場所から対象施設が少し離れているから大丈夫だろう、という感覚は通用しなくなります。
では、そもそも「重要施設」とは?ということです。
対象となるのは、例えば次のような施設です。
• 国会議事堂、首相官邸、最高裁判所、皇居など
• 国の危機管理に関係する行政機関
• 政党事務所
• 大使館などの外国公館
• 自衛隊施設・在日米軍施設
• 指定された空港
• 原子力事業所
さらに今回の改正では、国内の要人が出席する行事会場などを「対象特別要人所在施設」として指定できる制度や、外国要人が参加する国際会議の準備・運営に使用される施設なども対象として指定できる仕組みが追加されました。
つまり、常に規制されている施設だけを覚えておけばよいという話ではありません。
イベントや国際会議などによって、一定期間、新たに対象施設が指定される可能性もあります。
さらに、重要なのが「罰則の強化」です。今回の改正で特に注意したいのがここです。
対象施設の敷地・区域であるレッドゾーンだけでなく、その周囲おおむね1,000mのイエローゾーンで違法に飛行した場合にも直接罰則が科されるようになりました。
罰則は以下の通りです。
イエローゾーンでの違反飛行
→ 6月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
レッドゾーンでの違反飛行
→ 1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
ほんと、「知らなかった」では済まされない規制です。
それともう一つ。許可を取れば何でも飛ばせるわけではない、ということです。
ここも混同しやすいところです。
ドローンについては航空法による飛行許可・承認制度がありますが、小型無人機等飛行禁止法は航空法とは別の法律です。
したがって、航空法上の許可・承認を受けているからといって、重要施設周辺を自由に飛行できるという意味ではありません。
飛行禁止区域で例外的に飛行する場合には、対象施設の管理者等から同意を得るなどの条件を満たしたうえで、原則として飛行開始の48時間前までに、管轄警察署を経由して都道府県公安委員会へ通報する必要があります。
現在は警察署窓口だけでなく、e-Govによるオンライン通報も可能になっています。
そして、建設業や施設管理に携わる会社も要注意だという点です。
私はここが非常に重要だと思っています。
今やドローンは、趣味の空撮だけのものではありません。
建設現場では、工事進捗の撮影、竣工写真、測量、点検、屋根・外壁調査、スポーツ施設の全景撮影、PR動画制作など、さまざまな場面で使われています。
私たちのようにスポーツ施設や建設現場に関わる仕事でも、竣工した施設をドローンで撮影する機会は珍しくありません。
だからこそ「いつもの現場だから」「以前飛ばした場所だから」と判断するのではなく、飛行するたびに、その場所が最新の規制対象区域に入っていないか確認する習慣が必要だと思います。
特に今回、規制範囲が300mから1,000mへ拡大されたことで、これまで問題なく飛ばしていた場所が、新たに規制区域に入っている可能性があります。
いずれにしても、ドローンは便利だからこそ、ルールを知ることが大事です。
ドローンの性能は、この数年間で驚くほど進化しました。高画質化、長時間飛行、障害物回避、自動航行など、その用途は今後さらに広がっていくでしょう。
一方で、性能が高くなればなるほど、事故や悪用が起きた際のリスクも大きくなります。
今回の法改正も、小型無人機の性能向上と普及、そして重要施設に対する危険を未然に防ぐ必要性を背景として行われています。
規制強化を「面倒になった」と考えるのではなく、ドローンが社会の中でさらに活用されていくために必要なルール整備と捉えるべきです。
私自身もドローンを扱う一人として、今回の法改正をしっかり頭に入れておきたいと思います。
ドローンを飛ばす際には、「以前大丈夫だったから、今回も大丈夫」ではなく、飛行前に警察庁・国土交通省などの最新情報を確認することです。
ルールを守り、安全に飛ばしてこそ、便利な道具は本当の意味で価値を発揮する、そういうことですね。
今日のブログからの教訓
「ドローンは飛ばす前に確認する」を新しい常識に。
(マグロちゃん語録)
今朝はそんなメッセージをお届けしました。
おまけの写真は出張先でのランチ紹介。この日は都内の新橋でのランチとなりましたが、チョイスしたのはカツ丼です。理由は・・昼時でどこも並んでいたのですが、ここだけが並んでいなかったので。笑
でも、サクサクのカツとフワフワの卵は美味しかったですよ。あっ、お店の名前は忘れましたけど。苦笑

ではでは。
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