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| 10.さいごに |
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校庭の芝生化は、多くの学校で実施されてきており、徐々にその数が増えてきているが、一方で元の砂塵に帰している所も少なくありません。
成否は校庭面積ならびに土壌条件や芝草の選定によるところが大きいが、知識と情熱を持った管理者の存在は成功のカギとなります。しかし、教職員のみに過度の負担をかけることは避けなければなりません。少数の教職員に仕事が集中すれば芝生管理作業は労務負担となるが、大勢の協力者で管理作業を行うようになれば管理作業はレクリエーションの1つにもなるからです。
また、コミニュティー形成という副次的な効果も持ちえます。従って、役所や民間団体ならびに個人などによって学校の内外から芝生管理を支援する仕組みができることが望ましいと考えます。
同時に、芝生化の決定、芝生の造成、芝生の管理。
そのいずれにも生徒が参加できる環境作りが、非常に重要だと思われます。芝張りや刈り込みなどの作業そのものが技術教育や環境教育にもなるし、合わせて芝生を構成する植物の生理、生態、形態的な特徴を学ぶことで芝生は理科教育の教材にもなるからです。さらに、直接育てた芝生には愛着もわくと思われます。子供たちが一緒になって考え、参加することに大きな意義があると思います。
芝生の造成、管理には、専門的な技術や知識を要しますが、今説明したように学校、生徒、地域住民、そして専門業者が一体となって皆で育て利用していく体制づくりが非常に重要で永続的に芝生を裸地化せずに維持していくために必要だと考えます。 |
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