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「世紀の一戦」ならぬ「世紀の凡戦」と酷評された試合に隠された真実とは・・!?

公開日: : 最終更新日:2019/11/29 マグロちゃん語録, プロフェッショナル, スポーツの力, 価値判断基準

キング・オブ・スポーツの新日本プロレスが大好きなマグロちゃん!

新日本プロレスウェアを身にまといウォーキング新日本プロレス

おはようございます。 情熱と挑戦、マグロちゃんこと加治木英隆のブログへようこそ!
ブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。ご縁に感謝です。

そもそも、キング・オブ・スポーツとは1970年代にアントニオ猪木が異種格闘技戦を行った際に「プロレスこそキング・オブ・スポーツ」と発言した事に由来するようです。

そして、異種格闘技戦の代表的な一戦こそが、皆さんご存知のモハメド・アリとの世紀の一戦です。

蝶のように舞い、蜂のように刺す。
(モハメド・アリ語録)

これは、あまりにも有名な語録ですね。

そのモハメド・アリが去る6月3日、アメリカ・アリゾナ州の病院で亡くなりました。享年74歳。

現代社会だと、ちょっと早いお別れですよね。残念ですが、ご冥福を心からお祈りします。合掌。

さて、今回はその世紀の一戦について書いてみたいと思います。

「世紀の一戦」ならぬ「世紀の凡戦」と酷評された試合とは・・!?

アントニオ猪木は私にとって憧れのレスラーでした。

当時の私の憧れの根底にあったのは「強さ」への願望だったのかも知れません。

そして、ジャイアント馬場よりもアントニオ猪木、だから全日本プロレスよりも新日本プロレスの圧倒的ファンでしたね。

まぁ、最近は新日本プロレスはもとより、プロレス観戦自体も機会がなくなりましたけど。今では録画しているプロレス放送を真夜中に時々TV観戦する程度ですかね。

さて、その「世紀の一戦」は新日本プロレスの「格闘技世界一決定戦」の企画として行われました。

1976年(昭和51年)6月26日、会場は日本武道館。

当時の日本プロレス界のエースであったアントニオ猪木と、現役のボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリによる異種格闘技の試合です。

もちろん、ハンパない話題性で世間を賑わせましたよね。

当時の私はまだ12歳でしたけど、今でもはっきりと覚えています。

でも、試合内容は大きな物議を醸し出し、翌日の各誌では「世紀の一戦」ならぬ「世紀の凡戦」と酷評されました。

試合結果は3分15ラウンドを戦った末に「引き分け」と判定されたんですが・・。

やはり3分15ラウンドのほぼ全てを寝ころんだまま戦ったアントニオ猪木と、何もなす術のないモハメド・アリに対して、会場内は騒然となり、終いには観客が物を投げたり、激しい罵声を浴びせたり・・これが「世紀の凡戦」と酷評された理由なんです。

アントニオ猪木のプロレスこそキング・オブ・スポーツ!

実はこの試合には様々な説が後にありました。

「これはエキシビジョンマッチなんだ」とか、「そもそも引き分けありきの試合なんだ」とか。でも少なくてもアントニオ猪木サイドはガチだったと思います。

私が一番腑に落ちる、つまり結果的に「世紀の凡戦」とならざるを得なかった理由は次の通りです。

モハメド・アリは単にエキシビションのつもりで来日したが、公開スパーリングでのアントニオ猪木の本気振りを観て驚き、突然「試合をキャンセルする」と言い出したのです。

そして試合当日まで1週間を切り、今さらこの大イベントをキャンセルする事の出来ない新日本プロレスサイドの弱みに付け込み、ルール変更をごり押しした。

それを受けて「どんなルールでも構わないからとにかく試合をしてほしい」と交渉した結果、あのルールにならざるを得なかった、という真実です。

従って、アントニオ猪木には全てのプロレス技が禁止されていたから、勝つためにはリングに寝ころんでモハメド・アリのパンチを封じるしかなかったという事です。そして、そこで誕生したのが「アリキック」なんです。

だから、ガチですよ。

しかも、世紀の凡戦なんかじゃなく、やはり世紀の一戦だったんですよ。

立ち技でボクシングのような殴り合いで勝てるわけもないし、投げ技を始めとしたプロレス技が封印されたむちゃくちゃ不利な条件の中で、最後まで「勝ち」にこだわったアントニオ猪木はスバラシイですよ。

その結果、 モハメド・アリは執拗なアリキックによって膝の裏に血栓症を患い、その後ボクサーとしての戦績に暗い影を落としていったのですから。

ということで・・

今日のブログからの教訓

「結果の背景に隠されている真実の物語を知ろう!」
(マグロちゃん語録)

うん、そんな視点ですね。

ではでは。

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マグロちゃん

マグロちゃん

代表取締役・CEOコウフ・フィールド株式会社
「スポーツの魅力は世界共通!スポーツが日本を、そして世界を元気にする!」 1964年鹿児島生まれ。大手自動車部品メーカー、経営コンサルタント会社を経て、現在はスタジアム等のグラウンドの設計・施工・維持管理を手掛けるコウフ・フィールドのオーナー経営者。スポーツをこよなく愛し、新感覚のサッカー「ジョーキーボール」の国内普及にも奔走する。2021年7月から一年間限定でプロレス・エンターテインメント「FMWE」の代表取締役も務める。プレイする楽しさ、観戦する楽しさ、そして多くの人たちに感動を与えるスポーツエンターテインメントを通じて、人と人との「繋がり」を実感してもらうことを人生ミッションとして掲げる。ニックネームはマグロちゃん。

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